今日、マイナンバーカードが届いた。意外と覚えやすい番号だったが、記憶力が鈍っているのか、思い出せない。米国に於いては9桁だと聞く、12桁を暗記しろというのは酷なことだ。
国民総背番号制が画策されて、住基ネットが不発に終わり、今回見切り発車気味で始まった「マイナンバー制度」は3度目の正直ってとこか。
お国は「皆様の暮らしが便利になります」と吹聴しているが、わたしは利便性を感じない。
正しくは「お上が国民と言う名の働き蟻から年貢を取り立てやすくするための管理番号」。
税金を払うのが嫌なのではない、払った税金が正しく使われないことに腹が立つのだ。この「年貢番号カード」のために浪費された費用はいか程なのか。いや、こんな額は大したものではない。
先日も書いたが、無益な除染に大枚はたいて。
毒を吐き続ける「原発」をつくるために過疎地に似つかわしくない箱モノをつくるために札束を配る。
訳のわからない資格をつくって天下り先となる独法を大量生産する。
予算を使い切るために行われる年度末の腹立つ工事。
港に停泊したままの核燃料運搬船の船員給与が年俸1千万円超え。
税金を喜んで払いたくなるような国に住みたい。公務員法を改正して解雇を含む人員整理ができるようにするだけでもムダの削減にはなる。
「年貢番号カード」が社会に蔓延り、銀行口座も、医療記録も管理され。ノーテンキな役人のミスからすべてが漏洩し、今まで見たこともなかったDMが舞い込んだり、電話セールスされたり。
そういえば、基礎年金番号と年貢番号カードは正しく紐づけされるのだろうか?。
危機感のない役人共が、揃って謝罪会見をする場面は見たくない。
written by Yoshinobu Iriguchi