長い間更新を行っていなかった、いや、この国の未来を考えると、書けなかった。
これほど、酷い時代があっただろうか。富める者はより富み、貧しき者はどん底へ落される。
凄惨な事件が頻発し、人々の心は荒み、身体は疲弊している。
国の舵取りをする者たちが不正に走り、小役人は保身に走り。正しいことを叫べば貶められ。
こんな酷い国になってしまったのは、この国に生きる民たちの無関心。己の身に火の粉が降りかからなければそれで安堵している愚かな民。
こんな酷い仕打ちに何も異議を唱えないのか。
これから生きていく子供たちのことを考えないのか。
愚かな民よ、自らのことだけで満たされる、それでいいのか。
正しいことを正しいと言えない世の中であっていいのか。
無関心から脱し、真剣に考えるのは今しかない。日々の辛さから逃れる機会を、自ら探求して欲しい。
愚かな民と呼ばれないためにも。
Written by Yoshi Luke Iriguchi