トップニュースで、国民的アイドルグループとは言え、その解散騒動が報じられる陰で、補正予算の委員会通過がサラっと流される。まるで示し合わせたようなタイミングだが、視聴率を重要視する民放では仕方のないことかもしれない。
独裁政権が勝手に決めたバラマキ政策が大手を振って歩き始める。
選挙対策としか思えないような高齢者への3万円支給。この金額がどのようにして算出されたかも明らかにされないままに、財政再建とは正反対のことを平気で強行する。
借金を先送りにし、孫子の代にツケをまわす。自分たちの世代がよければそれでいいのか?。
財源も定まらぬままに軽減税率も走り出す。たかだか2%のために社会保障を削られたのではたまったものではない。これまで国のために頑張ってくれていた方たちをないがしろにして、自らの利権を守るためにクダラナイ政策を次々と打ち出す。国会に集う利権亡者の中に、本当に国民のことを考えている者たちがどれほどいるのか。ひとの上に立つものは、その下に居るもの達のことを最優先で考えなければならないと学んだ。それが国の宰相ともなれば当然のことだと思うのだが。
わたしは喜んで税を納めたい。
そんな世の中になって欲しい。
わたし達も報道に惑わされず、今起きていることをしっかりと見なければならない。増税感のガス抜きのような政策に踊ろされることなく、この国で本当の幸せを追い続けられるように。
written by Yoshinobu Iriguchi